昼時の、上野の・・
正午を少し過ぎた上野の繁華街
この町が目くるめく 煌びやかな世界に映ったのは
僕の固定観念のせいだろうか
まるでFM変調方式による発音の様で
煌びやかで、キーン、キーン、キーン
甲高い金属音
上辺だけの様な薄っぺらい金属音
その中で
確かに僕の心に響いた・・
真心から響くアナログ音
分厚い思い・・
今は未だ、僕とは別次元で活躍する紳士と共に
上野の大統領(酒場)で交わしたお酒の記憶
我が身の真空管(心)に響き渡り、染みわたり、思い出と成る
この思いは、忘れぬ恩の引き出しへとしまわれた
返す日まで・・
スポンサーリンク